最後は「陽関の曲」です。
この曲は中国唐代より歌い継がれるさよならの曲です。
実際のご葬儀の出棺の時も、この曲で先生をお送りしました。
曲名としては「陽関三畳」と言う方もいますが、これは演奏方法
の事で、稲葉の演奏は「陽関三畳」と長さがちがいますので、
「陽関の曲」と言っています。
これは雅楽の曲ではありませんし、古典的な篳篥の奏法とも
かなり違います。
東儀兼彦先生には伝統を守る「宮内庁楽師」という面と、
楽器の可能性を切り開く「篳篥奏者」としての面がありました。
稲葉は篳篥奏者としての兼彦先生の一番弟子です。
最後は稲葉の大篳篥で先生をお送りさせて頂きました。
満席で多くの方々に来て頂き、誠にありがとうございました。
一日為師、終身為父
Photo by Kumi.Akasaka











